ちょっと差がつく、「申込みフォーム」の入力方法!
目次
審査には一次審査と二次審査がある
ニチデンの審査は、他の多くの中小消費者金融同様、一次審査と二次審査にわかれています。
一次審査と二次審査の内容は、大体、次のようなイメージです。
「申込みフォーム」へ入力された内容での属性審査と指定信用情報機関を利用した返済能力調査。
●二次審査
必要書類の徴求、ヒアリングによる生活状況の確認、在籍確認、等々。
イメージとしては、一次審査でふるいにかけ、二次審査で精査するといったところです。
ニチデンなどの中小消費者金融は、大手と違い人員も限られています。
そのため、全ての申込者を、最初から最後まで審査するということは不可能です。
そのためこのように、二段階にして、効率良く審査を進めているというわけです。
まずは、何はともあれ、「一次審査」を通過しなければ、それ以上先の審査には進めません。
今回は、ニチデンの「申込みフォーム」への入力方法を解説していきたと思います。
簡単に見える「申込みフォーム」への入力も、実はちょっとしたコツがあります。
これを知っているかどうかで、審査結果が変わってくるかもしれません。
実際に申込みをする前には、是非、ご一読下さい。
まずは、「一次審査」のふるいわけで生き残ることを目指しましょう!
申込みフォーム入力の完全マニュアル
★お客様について★
この項目は、氏名、生年月日、男女別を入力する箇所です。ここに関しては、コツというものもなく正直に入力するだけです。
★お住まいについて★
この項目は、住居情報などを入力していきます。
基本的に全て正直に入力してゆくわけですが、入力にコツがある項目を以下にピックアップしました。
●「住所」について
ここには、実際に居住している住所を入力します。
中には、住民票や免許証等の身分証明書と、実際の居住先が違う人もいるかもしれませんが、ここで入力するのは、あくまで実際の居住先です。
また、自宅を所有しているが、現在、単身赴任で、賃貸マンションで生活しているといった、特殊事情の場合も、現在、居住している単身赴任先の住所を入力します。
住民登録と居住先が違うとか、単身赴任などの特殊事情は、申込みフォームの一番最後に「補完事項」として、フリースペースが設けてあるので、そこに、その旨を入力しておけばよいでしょう。
●「居住年数」
居住年数は、1年以上からしか入力出来なくなっています。
これは、本来、居住1年未満は、本来、受付対象外にしているということでしょう。
しかし、勝手にあきらめる必要はありません。
また、10カ月や11カ月ではダメなのかという話も出てきます。
ここは、あまり難しく考えず、1年として入力しておきましょう。
●「住居の名義」、「ローン残高」
ここは、任意入力ですが、もし、不動産に持ち分があるなら、入力しておいた方が審査では評価が高くなります。
自分名義も不動産を所有しているということは、土地に根付いていて、行方不明になりにくいからです。
また、ここで言う、「ローン残高」とは住宅ローンの残高のことです。
ここは、大体の金額でも大丈夫です。
★お仕事について★
ここでは勤務先情報を入力します。
基本的に全て正直に入力してゆくわけですが、入力にコツがある項目を以下にピックアップしました。
●「勤続年数」
この項目も、「居住年数」と同様に、1年以上からしか入力出来なくなっています。
これも、勤続1年未満は、本来、受付対象外にしているということでしょう。
しかし、勝手にあきらめる必要はありません。
また、10カ月や11カ月ではダメなのかという話も出てきます。
ここは、あまり難しく考えず、1年として入力しておきましょう。
●「給料」、「税込み年収」
この入力は自己申告ですが、後ほど、収入証明等の提出を要求され、裏付けを求められる可能性もあります。
なので、実際とあまりかけはなれた金額を入力してもバレてしまいます。
また、副業や掛け持ちで仕事をしている場合は、「給料」も「税込み年収」も、合算した金額を入力しておけば大丈夫です。
★ご利用希望金額について★
●「ご融資プラン」
ここでは、希望プランを選択します。
学生の場合は、フリーローンでなく、学生ローンを選択した方が、最大融資額は30万円になりますが、金利は、年率9.125%と、圧倒的に安くなります。
●「ご希望金額」、「ご利用目的」
「ご希望金額」については、高めに入力しておくことをおすすめします。
なぜかというと、消費者金融は、本人の希望金額以上の融資は、「過剰融資」の観点から、なかなかしづらいからです。
フリーローンの上限が50万円なので、50万円と入力しておけばよいと思います。
「ご利用目的」については、プルダウンで選択する方式ですが、「ローン返済」という項目は、自転車操業のニュアンスが強いので、避けた方が無難です。
●「他社利用件数」、「他社利用金額」
ここで言うところの「他社」とは、消費者金融などの貸金業者だけのことで大丈夫です。
(銀行や信販ローンは除いた件数金額です。)
特に、「他社利用金額」の入力は注意が必要です。
現在、消費者金融には、「総量規制」といって、原則、年収の3分の1を超える貸出しを禁止する法律が導入されています。
★ご連絡先について★
この項目は、コツというものはありません。
★ニチデンをどちらでお知りになりましたか?★
この項目は、コツというものはありません。
★ご質問、上記記入事項の補完などございましたらご記入ください。★
ここでは、補完事項の入力箇所として、フリースペースが設けられています。
せっかくあるこのスペースは是非有効活用すべきです。
下記に、入力すべき内容と逆に入力しない方がよい内容を記しておくので参考にして下さい。
●入力すべき内容
①過去に自己破産や債務整理をした経緯があればその経緯を入力しておく。
過去に自己破産や債務整理をした経緯があっても、審査対象になりますが、自己破産をした場合などは、時に、信用情報が更新漏れで、ただの「延滞」扱いになってしまっていることがあります。
②居住年数、勤続年数に関しての補完事項
持ち家があるが、現在、単身赴任中。
関連会社に出向してからの勤続は短いが、グループ会社全体での勤続は長い。
など、申込みフォームの入力だけでは伝えきれない内容の入力をしておきましょう。
●入力すべきではない内容
このような備考欄には、よく「泣き言」を入力してくる人もいます。
例えば、
「本当に困っています。貸してくれなければ死ぬしかありません。」
「他社全てに断られ、わらにもすがる思いで申込みをしました。どうか助けて下さい。」
などといったものです。
あまりに切羽詰まりすぎていて、悲愴感丸出しだと、融資は見送った方がよいと判断されかねません。
「泣き言」の入力はやめておきましょう。
一次審査のポイントは!?
今回、「申込みフォーム」への入力方法について解説してきましたが、ポイントとなるのは、
「勘違いによる否決を防止する!」
ということです。
「一次審査」は大量の申込みを短時間で、ふるいにかけて処理するものです。
そのため、どうしても、1件、1件、細かな審査は出来ません。
ありのままの状況で審査されて、否決になってしまうのは、やむを得ないことですが、先方への情報提供不足で、本来、可決になるべき人が、否決になってしまうこともあり得ることです。
そのような観点で考えていけば、「申込みフォーム」への入力方法のコツが見えてくるかもしれません。
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