借りれる小技教えます!
ここでは「審査に通るための小技」をいくつか紹介していきます。
「小技」といっても侮ってはいけません。
審査が可決になるか否決になるかは実に微妙な兼ね合いで決まることも多く、これを実践するかしないかで審査結果が180度変わってくることもあるからです。
もちろん「小技」なので、一見審査に関係なさそうな地味なものもありますが、これを出来る範囲で実践してもらえれば、皆さんの「可決」の可能性が多少なりとも上がってゆくことを確信しています。
ここで紹介する「小技」は出来る範囲で実践して下さい。
この記事のポイント
【免許証の写真はスーツ着用】
最近の中小消費者金融は「来店面談」を不要としている会社がほとんどです。
そのため、お客の印象は「運転免許証の顔写真」で決まってしまうことがあります。
実際、審査現場では、その写真一枚だけで判断し、「なんか横着そうな奴やな~」とか話したりするものです。
そこで相手にしっかりした印象を与えるため、免許証の写真はスーツとネクタイを着用したものにしておくことをおすすめします。
これだけでグッと先方への印象は良くなるはずです。
運転免許証はあらゆるシーンで身分証明書として提示することも多いので消費者金融の審査に限らず、印象を良くしておいて損はありません。
もちろん審査のためにわざわざ取り直すことは出来ないので、これは次回の免許更新からのことでよいと思います。
【申込みをする曜日を変えてみる】
増額審査の申込みをしてもいつも否決になってしまう方は、申込みする曜日を変えてみるのも方法です。
例えば、いつも平日に申込みをしている方は土日祝祭日に申込みをしてみる。
いつも土日祝祭日に申込みをしている方は平日に申込みをしてみるということです。
中小消費者金融は土日祝祭日を休みにしている会社が多いので、その間申込みがあった分の審査は、
①委託先で審査をする。
②店舗は閉めているが交代で社員が出社して審査をする。
③次の営業日にまとめて審査する。
などと、平日とは審査環境が異なっていることがほとんどです。
そのため、申込みをする曜日を変えるだけで、いつもと異なった環境で審査をしてもらえるというわけです。
中小消費者金融は明確な審査基準を設けていない会社が多いので、審査が通るか通らないか微妙な案件は、その時のタイミングや審査担当者の性格で決まってしまうことがあります。
私が消費者金融で勤務していた時も、他の担当者の決裁が、自分の感覚と逆だったこともありましたし、自分が昨日決裁した案件も、翌日見たら、「可決にしておけばよかった」とか「否決にしておけばよかった」なんてことはザラにありました。
いつもの環境で審査に通らない方は、いつもと違った環境で申込みをしてみることを意識してみましょう。
【噓も方便ということがある】
消費者金融に申込みをする際は、「嘘をついてもすぐにばれて、かえって信頼がなくなるので嘘はつかないように」ということは昔から良く言われていることです。
なるほどその理屈に間違いはありませんが、世の中「噓も方便」ということがあるのもまた真理です。
簡単に言えば、消費者金融の審査では、「ついてもいい嘘」や「多少、盛っていい数値」というのがあるのです。
具体的には次のようなものです。
①資金使途は浪費をイメージさせない
もし、資金使途がギャンブルであっても、馬鹿正直にそのまま申告したらまず審査は通過しません。浪費を連測させるような資金使途は基本的にNGです。
本当は浪費目的であっても、申込みフォームへの入力は「冠婚葬祭費」くらいにしておく方が無難です。
②居住年数、勤続年数を多少盛るのはOK
このあたりの数値は実は適当に盛っても差し支えありません。
申込みフォームには3年を5年にするくらいの感じで長めに入力しておいてOKです。
万が一、矛盾の指摘をされても、勘違いしていたで通用します。
③申告年収を盛るのはOK、申告負債を少なく申告してもOK
年収額や負債額については、どのみち後で収入証明や、指定信用情報機関の調査で裏付けをとられることになりますが、申込みフォームに入力する段階では、年収額は多く、負債額は少なく申告しておいた方が無難です。
これは収入証明のどの数値が年収額として採用されるのかご存知ない方や、どの借入れが総量規制の対象になるのかを正確に把握出来ていない人が多く、間違って少なく申告してしまう可能性があるからです。
消費者金融の審査では、申告年収額と申告負債額で総量規制オーバーと判断すると、それ以上先の審査に進まずにそこで否決としてしまうことがあります。
収入証明や指定信用情報機関の情報で裏付けをとった数値で総量規制オーバーと判断されるならやむを得ませんが、間違った申告をしたために否決となってしまうのは勿体ないことです。
もし収入証明が手元にあるなら、何も考えず、そこに記載されている一番大きな金額を申告しておけばよいですし、負債額も消費者金融からの借入れ分だけ申告しておけばOKです。
もし消費者金融の負債額を正確に把握出来ていないのであれば、自分が思っている額の70%くらいの数値申告でOKです。
後に信用情報機関の金額と違っていたことが判明しても、勘違いしていたで済む範囲です。
【ヒアリングの時間はたっぷり空けておく】
中小消費者金融の審査は、一次審査と二次審査の二段階方式を採用している会社がほとんどです。
(参考記事:第2章:中小消費者金融への申込み方法(一次審査を攻略)
(参考記事:第3章:中小消費者金融の審査を攻略(二次審査を攻略)
一次審査の場合は、申込者がすることは、申込みフォームに入力して申込みをするだけで、先方の審査待ちの状態ですが、二次審査になれば、必要書類の送付やヒアリング、在籍確認など、申込者自身も時間を割くことが必要になってきます。
特に「ヒアリング」は、先方の担当者によっては話が長引き、かなりの長時間に及ぶこともあります。
なので、仕事の合間やお昼休憩時間では時間が足りなくなってしまうことがあります。
しかし、ヒアリングの時間が長引くことを嫌がっていては、なかなか可決は望めません。
これは、私の経験から断言しておきますが、
“ヒアリングでは、長く話し込めば込むほど可決は近づきます!”
話が長引くということは、それだけ先方の担当者と「波長が合っている」ということです。
皆さんも心当たりがあると思いますが、波長が合わない人であれば、なかなか10分と話は続かないものです。
中小消費者金融の審査は、
「この人はきちんと返済してくれそう」とか「話した感じ誠実な人そう」といった、「情」で決まるとこが往々にしてあります。
そのため、担当者と波長が合う、合わないというのは結構重要なポイントだったりします。
また、先方担当も、長々と話し込んだ客を否決にしたら、単なる時間の無駄になってしまうので、出来る限り可決にしようと尽力するはずです。
本気で可決を狙いにいくなら、その日は会社を休んでもよいくらいです。