連絡が取れないと困ったことに!?
この記事のポイント
【知らない番号は警戒して出ない人が多い】
最近は、知らない番号や非通知で電話がかかってきても出ないという人が増えてきています。
おそらく迷惑電話を警戒してのことだと思いますが、このような考えの人は、一説によると、全体の6割以上にもなるということです。
消費者金融もこの影響から昔よりも、顧客と電話がつながりにくくなってきているようです。
また、電話に限らず、郵送、メールなども同様に連絡が取りにくくなっているようです。
消費者金融の郵送物は、第三者に利用がバレないようにする配慮から、差出人に社名を記載しないケースが多く、他のDMなどに紛れてしまい、放置されたままになってしまうケースが多くあるようです。
メールに関しても、迷惑メールに紛れてしまうことが多いようですね。
そういうスタンスの人って多いと思います。
【消費者金融が顧客に連絡する用件】
消費者金融が顧客に連絡する用件は、おおよそ以下のように分類できます。
・融資(増額)の案内
・返済の案内(督促)
・その他確認事項
この内、「融資(増額)の案内」については、聞き洩らしても、増額出来なかっただけで済みます。
しかし、「返済の案内」や「その他確認事項」については、連絡が取れず、気づかないまま放置していると、思わぬ不利益を被る可能性があるので要注意です。
【遅れていることに気づいていない人も多い】
消費者金融を利用している人の中には、自分が遅れていることに全く気づいていない人が結構います。
中でも多いのは、今月の返済は完了したと勘違いしているケースです。
複数のカードローン会社と取引していると、このような勘違いも起こるようです。
また、返済の振込みを家族に頼んでいたり、返済方法に口座振替を選択している場合も、資金不足などで、引き落としがかからず、遅れていることに気づかないままの人もいます。
理由はどうあれ、そのような状態で、3カ月入金がなければ、信用情報に「延滞」の異動情報が出てしまうので要注意です。
(参考記事:JICC情報を徹底解説(その②「事故情報」について)
【連絡が取れないとこんな不利益も】
返済遅れ以外にも、連絡が取れないと、思わぬ不利益を被ることがあります。
例えば、以下のようなケースはよくあるそうです。
② とっくに完済になっているのに、それに気づかないまま、延々と入金し続けている。
このような事例は、連絡さえ取れれば、速やかに解決できるはずです。
もちろん、消費者金融側からも連絡を取るように試みているようですが、何をしても連絡が取れない人は一定数いるようです。
【このようなことを防止するには】
「私は、利用している消費者金融の電話番号を電話帳登録しているから大丈夫」
とおっしゃる人もいるかもしれません。
しかし、それだけでは安心できません。
消費者金融を利用者は、家族に内緒で利用している場合が多くいます。
このような状態に配慮して、消費者金融が顧客に電話をする際は、もし、家族が着信履歴を見ても、すぐに消費者金融とバレないよう、代表番号以外の番号や非通知でかけてくることが多いからです。
このようなことを防止するためには、利用する前に、電話をかけてくる場合は、どの番号を通知してかけてくるのかを、事前に担当に確認しておくことをおすすめします。