感性重視か、マニュアル重視かで比較!
消費者金融の審査基準は各社によって様々です。
そもそも会社によって、審査に対する考え方がまるで異なっていることもあります。
大きく分けると、
「感性重視タイプの会社」と「マニュアル重視タイプの会社」といったところになるでしょうか。
もちろん、それぞれ一長一短あるわけですが、自分が申込みをしようとしている会社が、どちらのタイプかわかれば、審査攻略の糸口が見つかるかもしれません。
会社の規模が大きくなると、どうしても「マニュアル重視」に傾きがちになってしまいますね。
【感性重視タイプの会社の特徴】
感性重視タイプの会社は、あまり、「審査マニュアル」などでは細かな基準を決めないで、審査担当者や決裁者の感性にある程度委ねた審査を行う会社のことです。
そのため、申込者と電話で直接対話をする「ヒアリング」を審査に取り入れている会社がほとんどです
私も実際に経験がありますが、実際に対話をしてみると、書面上の属性だけでは、計り知れなかった生活状況も把握出来ますし、この人に融資をして大丈夫そうなのか、やめた方がよさそうなのかは、おおよそ判断できるものです。
実際、書面だけの審査では、否決にせざるを得ない内容の人でも、ヒアリングをしたからこそ可決に出来た人は何人もいます。
反面、審査担当者の、主観や思い込みが影響しやすく、全員に「フェア」な審査が出来なくなってしまうこともあります。
極端な話、「話をしたら、なんか感じが悪かったから否決」ということだって起こり得ます。
また、ヒアリングに時間をかける分、融資までの時間はどうしても長くなってしまいます。
【マニュアル重視タイプの会社】
マニュアル重視タイプの会社は、審査基準やルールを細かくマニュアル化して、原則、それに沿った審査を行う会社のことです。
審査をマニュアル化することで効率化が図れるので、審査スピードがあがります。
原則、書面審査なので、「ヒアリング」はほとんどありません。
また、いつ誰が審査をしても、同様の審査結果を出せるので、担当者による、「ムラ」は、ほとんどなく、大量の申込みを処理することには特に長けています。
そのため、規模が大きく拡大路線を採用している会社のほとんどは、マニュアル重視タイプです。
ただし、マニュアル重視タイプの審査は、事務的というか、「形式主義」に陥りやすいのが弱点です。
審査担当者は、基本的にはフローチャートのようなマニュアルに沿って処理しているだけなので、あまり、自分で考えなくなってしまいがちです。
マニュアルに沿ってないからといって、本来、融資可能な内容の人が否決になったり、逆に、マニュアル上、問題なかったからといって、本来、否決にするべき内容の人に融資してしまうこという矛盾も生じやすくなります。
【各中小消費者金融を分類】
では、各中小消費者金融をタイプ分けしてみましょう。
もちろん、どの会社も完全にそのタイプということではなく、どちらかと言えばその傾向が強いというだけなので、悪しからず!
※感性重視タイプの会社
・プラン
・アロー
・フクホー
・ユニーファイナンス
大雑把に言えば、
・・感性重視
〇拡大路線を採用して残高を伸ばしていきたい会社
・・マニュアル重視
という感じでしょう。
貴方は、どちらのタイプがお好みですか?