おまとめローンで比較!

【おまとめローンとは】

「おまとめローン」とは、複数の借入れの、全部、または一部を、借換えして、返済しやすくする商品のことを指します。

このような、「おまとめローン」は昔からありましたが、どうしても高額融資になるため、担保や保証人を必要としているものがほとんどでした。

しかし、2010年の法律改正によって、「おまとめローン」は、従前の契約よりも、「顧客に一方的に有利」なことが条件になっているので、いまどきの「おまとめローン」は、実質、無担保無保証で利用しやすくなっています。

今回は、各中小消費者金融を、「おまとめローン」で比較してみようと思います。

 

小川
おまとめローンを新規で組むのは、実際は、なかなか難しいことです。
安易に新規で組めるような宣伝をしている会社には、逆に注意が必要です。
詳しくは本文を参照して下さい。

 

【おまとめローンの特徴】

各社の比較に入る前に、「おまとめローン」という商品の特徴を簡単に説明しておきたいと思います。

① 月額返済額が軽減!

「おまとめローン」は、バラバラに返済していた時よりも、おまとめした後の方が、月々の返済負担が軽減されなければならないとされています。
こにため、従前の契約よりも金利が高くなることは有り得ません。

② 実質、無担保無保証!

「おまとめローン」は、従前の契約よりも、顧客に不利益となるような、担保や保証人を付けてはならないとされています。
そのため、ほとんどの場合、実質、無担保無保証で利用出来ることになります。

③ 総量規制の例外!

「おまとめローン」は総量規制の例外となるので、既に、年収の3分の1を超える借入れがあっても利用することが可能です。

④ まとめた後は返済のみ!

「おまとめローン」は借換えした後は、基本的には返済のみで、途中で、追加融資は出来ません。
限度枠内で、自由に入金、出金を繰り返すということは出来なくなるので、注意が必要です。

⑤ 「おまとめローン」には2種類ある!

一般的に「おまとめローン」と呼ばれているものは、以下2種類です。

♦「顧客に一方的に有利となる借り換え」
(貸金業法施行規則第10条の23第1項第1号)
※特徴
・銀行や貸金業者からの借入が対象。
・既存の借入からの月額返済金額および総返済額が軽減しなければならない。
・従前の契約よりも、顧客に不利益となるような、担保や保証人を付けてはならない。

♦「総量規制に抵触している者の借入残高を段階的に減らしていくための借換え」
(貸金業法施行規則第10条の23第1項第1号の2)
※特徴
・貸金業者(みなし貸金業者含む)からの借入が対象。
・既存の借入からの月額返済金額および金利負担が軽減される。
・約定に基づく返済により、借入残高が段階的に減らされなければならない。
・従前の契約よりも、顧客に不利益となるような、担保や保証人を付けてはならない。

この2つの違いについては、細かく気にする必要はありませんが、「従前の契約よりも、顧客に不利益となるような、担保や保証人を付けてはならない」という特徴は共通しています。

 

【おまとめローンの有無で各社を比較!】

このように、おまとめローンは、法改正によって、顧客に有利になりましたが、消費者金融にとっては、実質、無担保無保証で高額融資をするわけなので、リスクの高い商品となってしまいました。

このため、おまとめローンを積極的に取り扱うかどうかは、各消費者金融によって考えが異なり、そもそも、「おまとめローン」という商品設定をしていない会社もあります。

主だった中小消費者金融を「おまとめローン」の商品の有無で分類してみました。

※おまとめ専用商品が有る
ライフティ(最大300万円まで)
フクホー(最大200万円まで)
アロー(最大200万円まで)

※おまとめ専用商品がない
・セントラル(最大300万円まで)
・プラン(最大50万円まで)
・ユニーファイナンス(最大300万円まで)

こう見ると、専用商品を設けていない会社も多くあることがわかると思います。

また、専用商品がない会社でも、フリーローンを利用して、一応、おまとめのようなことは出来ないこともありませんが、そもそも,「小口融資に特化したい」というコンセプトの会社なので、おまとめ希望であれば、専用商品を設けている会社への申込みをおすすめします。

尚、最大融資額というのは、本当に融資実績がなくても、各消費者金融が適当に決めることが出来る数値なので、あまり参考にはなりません。

 

【おまとめに対する積極性は?】

「おまとめローン」がある会社について、各社の積極性で順位をつけると、
ライフティ
フクホー
アロー
といった順位になります。

この中でも、ライフティが一番、力を入れているのは間違いありません。

そもそも、アローでは、新規で「おまとめローン」の申込みフォームすら設けていません。
アローにとって、「おまとめローン」は、一応、商品は設けたものの、増額融資専用の商品で、新規では、積極的に訴求していないということでしょう。

 

【おまとめローンは増額で狙う!】

前述したように、いまどきの「おまとめローン」は、実質、無担保無保証の高額融資になってしまうので、消費者金融にとっては、リスクが高い商品ということになります。

このため、「おまとめローン」を、いきなり新規で申込みをして、成約出来る可能性は、限りなく低いというのが実際のところです。

それよりも、ある程度、小口融資で取引実績をつくってから、おまとめ希望をする方が、格段に審査は通りやすくなります。

取引実績の期間は、長ければ長いほど信用が高まりますが、本気で高額のおまとめを狙うのであれば、1年以上の実績は欲しいところです。

おまとめ商品を設けている会社であれば、増額でのおまとめが出来る可能性は充分あります。

 

【おまとめ専用会社には要注意!】

このように、「おまとめローン」は、現実的には、新規ではなく、増額で狙うのがセオリーです。

しかし、インターネット上には「おまとめローン」に特化して、わざわざ多重債務者を集客しているような消費者金融もいくつか見受けられます。

実は、このような会社の多くは、「紹介屋」であることが多いということは覚えておいた方がよいでしょう。

紹介屋といっても、弁護士、司法書士に多重債務者を紹介する業者です。

このような会社は、最初から自社で融資するつもりはなく、「おまとめローン」をネタに、多重債務者を集めて、提携している、弁護士、司法書士に紹介して、紹介料をもらうのを目的としています。

このような業者が横行していても、問題視されにくいのは、多重債務者を弁護士、司法書士に紹介すること自体は、違法行為ではありませんし、紹介された弁護士、司法書士も、本当に債務整理を行っているので、トラブルが生じにくいということもあります。

このような「紹介屋」の特徴として、かたくなに来店面談にこだわっている会社が多いということがあげられます。

おまとめするつもりだったのが、いつの間にか、債務整理をすることになっていたということにもなりかねないので、くれぐれもご注意下さい。

 

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OgawaKenshin

OgawaKenshin

以前は事務職に従事していたが、保険の代理店としての独立を決意。本業の傍ら副業として当サイトの執筆を担当。専門ジャンルは少し違いますが、広い目で見たら同じ金融業界。一歩異なる視点から調査した情報をお届けできたらと思います。

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