審査に落ちても、へこまなくていいんです!
【審査に落ちたのは運が悪かっただけ?】
経験がある方は、わかると思いますが、立て続けに、キャッシングの審査に落ちた時は、結構へこみます。
これ、実は私も経験済です。
フリーランスに転向した際、立て続けにキャッシング審査に落ちた時は、なにか、「ダメ人間」と烙印をおされたような、なんとの悲しい気持ちになったものです。
仮に、2社連続で否決になった場合、さらに3社目に申込みをするのは、かなりハートが強くないとなかなか出来ないと思います。
(あまりに集中して申込みをすると、「申込みブラック」といって審査で敬遠されてしまいますが・・)
審査が通らなかったことを必要以上に気にし過ぎる必要はありませんが、それなりの理由があるとは思うので、それを分析することは大切です。
審査落ちの際の分析方法はまた後程書きたいと思いますが、結果は意外と「運が悪かった」だけの場合もあります。
【一次審査の大半は確率論で決まる!】
消費者金融の審査は、大手であれ中小であれ、一定の審査基準に基づいて行われています。
その審査基準は、会社によって差がありますが、その会社が経験によって「こういう属性の人は不良債権になる可能性が高い」と確率論で判断しただけのものです。
消費者金融は、日々、大量の申込みにスピーディーに対応しなければならないので、1件、1件個別の事情を考慮した与信は、なかなか難しく、どうしても、確率論で仕分けをすることが必要になります。
例えば、
・年収額が〇百万円以上ない人は否決
・勤続年数が〇カ月以上ない人は否決
・借入れ件数が〇件以上の人は否決
といった条件を決めて、審査対象者を間引いてゆくというイメージです。
中小消費者金融では、この仕分けのことを「一次審査」と呼んでいます
この「一次審査」は、確率論なので、本来、きちんと返済出来るような内容の人が審査で落ちてしまったり、逆に内容が悪い人が審査に通過してしまうという現象も多少は発生します。
【二次審査はノリで決まってしまうことも!?】
中小消費者金融の場合、「一次審査」が通過した人は、「二次審査」と称する、ヒアリングに進むことになります。
これは、中小消費者金融で働いていた方に聞いた話ですが、中小消費者金融の二次審査は、良くも悪くも、「テキトー」というか「荒い」面もあるようです。
もちろん、最低限の基準はあるようですが、
決裁者による審査のブレだとか、ヒアリングで話してみたら感じが良かった、とか、審査が“ノリ”で決まってしまう面も往々にしてあるようです。
このような話をしたら、元も子もない感じもありますが、ポジティブに考えれば、多少属性が悪くても、ヒアリングで審査担当者と相性が合えば、可決となる可能性も出てくるということになります。
このように中小消費者金融の審査は、最終的には運的要素も大きく左右するので、例え、審査に落ちても、必要以上に落ち込まず、頭を切り替えて、次に進んだ方が良いと思いますよ。