やばい、セントラルの承認率が急下降!?
消費者金融の審査の通りやすさを測る目安に、「承認率(成約率)」があります。
承認率は、申込み件数に対する承認件数の割合のことで、以下の簡単な計算式算出できます。
●承認件数÷申込み件数
では、セントラルの承認率の推移はどうなっているのでしょうか。
目次
これまでのセントラルの承認率の推移
2015年1月にインターネットキャッシングを開始した当初、セントラルの承認率は7~8%台というかなり高い数値で推移していました。
これは通常よりかなり高い数値ですが、一種の「開店セール」のようなもので新規顧客獲得と知名度UPの意味を込めて、ややお祭りモードの承認率であったことがうかがえます。
それ以後の承認率は当然、下がってきていますが、おおよそ6%~5%で推移していました。
しかし、2017年度の後期から、セントラルの承認率は、落ち込みが激しくなってきています!
2017年度のセントラルの承認率は
参考までに2017年度のセントラルの承認率を記しておきます。
(セントラル自体は承認率を公表していないので、この数値は、当サイトが姉妹サイトの協力も得て調査したものですが、実際の数値と離れたものではないはずです。)
・4月・・・6.38%
・5月・・・5.84%
・6月・・・5.40%
・7月・・・4.75%
・8月・・・4.34%
・9月・・・4.31%
・10月・・・4.24%
・11月・・・4.59%
・12月・・・4.44%
・1月・・・4.55%
・2月・・・4.20%
・3月・・・3.61%
※数値は当サイト調査によるものでセントラルの公式発表数値ではありません。
この数値を見ると、期首の4月と期末の3月では承認率に半分近く減っていることがわかると思います。
ではその原因はなんでしょうか。
※追記(2019年4月20日)
・4月・・・4.04%
・5月・・・4.18%
・6月・・・4.72%
・7月・・・4.45%
・8月・・・4.35%
・9月・・・4.29%
・10月・・・3.88%
・11月・・・3.49%
・12月・・・3.39%
・1月・・・3.40%
・2月・・・2.93%
・3月・・・3.11%
やはり拡大路線に伴って、承認率は低下していることは間違いなさそうです。
教えよう承認率低下の秘密!
実は、このような承認率の落ち込みは、2017年後半から、セントラルに限らず、多くの中小消費者金融で発生している現象です。
但し、筆者は、それほど一喜一憂しなくてもよいと、ある程度、楽観視しています。
その根拠は次の通りです。
①申込み件数は増加傾向
セントラルの承認率は下がってきていますが、申込み件数自体は増加してきている傾向にあるようです。
つまり、審査基準が厳しくなったというよりも、承認出来ない層の申込者が新たに増加したのが原因と言えます。
その原因はよくわかりませんが、
・銀行カードローンの自主規制により申込み客が増えた
などの要因が考えられます。
②拡大路線は継続中
セントラルでは、関東方面に無人契約コーナーを次々増設しています。
2017年以降の実績は、
・2017年3月に池袋店
・2017年4月に銀座店
・2017年5月に渋谷店
・2017年6月に新宿店
・2017年9月に大宮店
・2019年2月に新橋店
・2019年9月に上野浅草口店
といった具合です。
無人契約コーナーの増設にはもちろん、コストがかかるので、それに比例して貸出しを増やさなければ採算が合いません。
これらの実績よりも、セントラルが、貸出しを渋っているということは到底考えられません。
③低品質なサイトの影響
このように承認率が下がってしまったのは、「ブラック融資」や「絶対借りれる」などと適当な謳い文句でセントラルを宣伝している低品質なサイトの影響があると思います。
(参考記事:審査が甘いという噂は本当か!?)
これらの多くは、単なる広告収入が目的なので、やたら審査の甘さを強調して、ある事ないことを記事にしている傾向があります。
もちろん、全くあてにならない「フェイクニュース」ですが、他社延滞や法的回収などで、どこからも借入れが出来ない人が、それを鵜呑みにして申込みをしてきていると考えられます。
※追記(2019年4月20日)
セントラルの承認率低下について、分析したところ、その大きな要因は、セントラルのサービス向上や拡大路線によって、知名度が高まり、申込み件数が増加したことが原因だと考えられます。
セントラルは、いまや、中堅消費者金融の中では、誰もが一番最初に申込みをする会社になっています。
そのため、ダメ元で申込みをしてくる人も含めて大量の申込みが集中していると思われます。
別に貸し渋りをしているわけでないというのは、2019年以降もさらに無人契約コーナーをオープンしていることからも明らかです。
拡大路線が継続する限りは・・
このように審査基準自体はあまり変わっていなくても、外部的な要因で承認率は上下することがあります。
当サイトでは、今後もセントラルの承認率には注視していきますが、拡大路線を採用している限り、当面問題はないと考えています。
「ブラック融資OK」などの謳い文句によって、質の悪い申込みが増えれば、おのずと下がることになります。
当サイトでは今後もセントラルの承認率に注視してゆきます。
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