フクホーってどんな会社?
ここでは、まずフクホーがどんな会社なのか、ざっと説明してゆきます。
大阪の繁華街に店舗を構えている
フクホーは大阪難波に店舗を構える中小消費者金融です。
大阪の中小消費者金融=街金
と連想する方も多いと思いますが、侮ってはいけません。
フクホーは、創業は昭和42年3月と、かなりの老舗ですし、店舗も自社ビルに構えています。
また、現在の店舗はこの難波店だけですが、かつては、県をまたいで複数の支店がありました。
それなりの規模で営業していた会社だということは間違いありません。
ちなみに、数年前ですがフクホーを撮影した写真があるので掲載しておきます。
なかなか重厚感のあるビルで、ちょっと老舗感がありますよね。
尚、自社ビル内には立体式駐車場、向かい側には、「フクホーPark」という屋外コインパーキングもあり、駐車場経営も行っています。
法改正後の市場で大活躍!
フクホーはもともと地域密着型の会社です。
インターネットキャッシングで全国展開を開始したのは2010年の法改正以後です。
いつ頃からか正確な情報はありませんが、少なくとも、私がフクホーを知った2012年時点では既にインターネットキャッシングを開始していました。
このころは、全国展開している中小消費者金融はいまほどなく、かなり限られた会社しかありませんでした。
・アルコシステム
・AZ
といったあたりが早い時期から活躍していた会社です。
これらの会社が、法改正後の営業にアドバンテージがあったのは、それまで拡大路線を採用していなかったため、いわゆる「過払い問題」の打撃が、比較的、軽傷だったからかもしれません。
いずれにしても、多くの競合他社が廃業する中、フクホーが積極融資に打って出ていたことは事実です。
ブレない!変わらない!
フクホーは良い意味でも、悪い意味でも、
「ブレない!」
「変わらない!」
といった印象があります。
例えば、他の競合他社が、「即日融資」を謳い文句に、出来る限り審査時間の短縮を目指している中、フクホーは、実際に融資を受けるまでに、平均しても一週間ほどはかかります。
また、フクホーは、提出書類の多さでも群を抜いています。
免許証、保険証等の本人確認書類はもちろん、収入証明以外に、住民票(本籍地記載分)も必要で、時には、年金手帳などの提出を求められる時もあるという徹底ぶりです。
このように、多少、利便性を犠牲にしても、納得できるまで審査をするという姿勢を貫いています。
このような姿勢は、申込者にとってデメリットの面もありますが、フクホーの保守的な対応は、「きちんと商売をしている」という安心感があります。
極端な拡大路線をとらず、地に足のついた営業をしているといった印象です。
逆に中小消費者金融で、やたら好条件だったり、審査が異常にゆるい会社は怪しすぎます。
そのような会社は、「ヤミ金」や「紹介屋」の可能性もあるので要注意です。
但し、このようなフクホーの頑なに変わらない姿勢が、その後、新たに全国展開を開始した、アロー、セントラル、ライフティといった競合他社に、営業面でやや遅れをとる要因になってしまっているのもまた事実です。
このため、好みは分かれると思いますが、取引実績を積めば高額融資も狙っていけますよ。
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