アローの商品の本音と建前!
ここでは、アローの商品について詳しく解説しています。
「そんなことはアローの公式HPを見ればわかる」と言う方もいるかもしれませんが、侮ってはいけません。
公式HPに掲載されているようなことは、ハッキリ言えば、「きれいごと」や「建前」であることが多く、それだけ見ても、実際の運用のされ方までは、よくわからないものなのです。
また既に他の情報サイトでも、商品内容について触れているものもありますが、そのほとんどは、ただ「アローのHPを丸写し」しただけの、拙い内容のものです。
そこで今回は、アローのキャッシング商品を丸裸にして、実際どのように運用されているかをまとめてみました。
新規利用は小口から
アローの公式HPによると商品は以下2種類になっています。
・・使途自由のリボルビング契約
●貸金業法に基づく借換ローン
・・いわゆる「おまとめローン」
(新規で「おまとめローン」の申込みをしても、「おまとめは実績をつくってから」ということで、「フリープラン」での契約を促されることがほとんどなのです。)
要するに、新規貸付け時は小口融資でリスクを抑え、その後、取引実績に応じて、「おまとめローン」も含めた増額融資を行うというのがアローの営業スタイルということです。
はじめてアローに申込みを検討する方は、小口融資に狙いを定めておきましょう。
最低返済金額ではなかなか完済できない
アローのフリープランの契約形態は、借入れ残高に応じて、返済金額が変動する残高スライドリボルビングです。
具体的な返済金額は以下のようになっています。
20万円以下・・8,000円
30万円以下・・11,000円
40万円以下・・11,000円
50万円以下・・13,000円
60万円以下・・16,000円
70万円以下・・18,000円
80万円以下・・21,000円
90万円以下・・24,000円
100万円以下・・26,000円
※借入れ残高100万円超は残高10万円増すごとに返済額は1,000円追加。
※30万円までは3年以内、30万円を超える借入れは5年以内で完済する金額になっている。
例えば50万円を利用して、一度も追加融資を受けることなく、毎月13,000円を返済し続ければ、必ず5年以内で完済できますが、返済金額を残高が減るのに応じて減らしたり、途中で追加融資を受けた場合などは、到底5年で完済することはできなくなるということです。
このことをよく理解して返済をしていかないと、いつまでたっても残高が残ったままということになってしまいます。
最短45分は本当か!?
アローの公式HPでは、「最短45分で審査終了!」とあります。
また、アローの広報からも2014年1月から、「即日キャッシング」をスタートしたとの報告もありました。
しかし、ここで言うところの「即日キャッシング」は、単に、契約書類を取り交わす前に振込みで融資を実行するということで、実際は、申込みをしてから融資実行まで、即日で行われることはほとんどないので注意が必要です。
申込みをしてから融資を受けるまでには、
⇩
②本人確認書類、収入証明などの徴求
⇩
③二次審査(生活状況の詳細などヒアリング)
⇩
④在籍確認
⇩
⑤融資実行
と多くの段階があります。
口コミなどでも、実際に申込みをした当日に融資が受けられたとの報告は、ほとんどなく、現実的には、「最短で翌日」、場合によっては申込みをしてから1週間ほど期間を要すこともあるようです。
「最短45分で審査終了!」
「即日キャッシング」
というのは、あくまで、「最短」というところがミソで、やや誇張した表現です。
但し、これは、アローに限ったことではなく、審査を一次審査、二次審査に分けて、カウンセリングを導入している中小消費者金融は、実は、「申込みをした即日の融資」に対応出来ていない会社がほとんどなのです。
新規融資額は低め
前述したように、アローの融資スタイルは、リスクが高い新規は小口で対応することがほとんどです。
具体的には、10万円から20万円ほどの与信額が多く、初回利用から、それ以上の決裁が出ることはほとんどありません。
逆に5万円などの極端な少額与信もほとんど行っていないようです。
(新規で高額融資を引き出すテクニックについては、「初公開!アローの審査を完全攻略(二次審査)」を参考にしてください)
また、新規だけではなく、増額に関しても50万円程度までが目安であり、全体的に小口融資に特化した営業スタイルとなっています。
増額でも100万円を超えることは、ほとんど報告はありません。
小口に特化した営業スタイルなのです。
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